<>5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/11(水)22:53:10.91ID:3PXnH+Y10<>
スペック
当時20歳
大学生
フツメンだと思いたい
M字ハゲ

去年の5月頃、大学が終わった後ひまだったから友達と駅前をぶらぶらしてたんだ。
ひとつ上の空間()で優雅なひと時を過ごそうとか言って某駅構内にあるサン◯クカフェに入った。
客の数はまばらで一番奥にある席に座った。隣ではキャバ嬢とオッサンが同伴の約束していた。
俺「暇だね」
さとちゃん「暇だね」
さ「ゆうくん、なんか面白い事やってよ」
俺「無茶ぶりやめてよ」
こんな会話をしてたかな。

隣の客が帰って、向かい側に座ってた女が隣に移ってきた。

俺「じゃあ、隣のハットの女ナンパするわw」

さ「やめなよwスカルTシャツ着てる女なんて地雷だよ」
さ「でもさ、俺たちに足りないのって”愛”じゃない?」キリリ

俺「・・・ハッ(゜Д゜)!」

さ「俺達に足りないのは”出愛(出逢い)”じゃない?」キリリリ

俺「・・・ハッ(゜Д゜)!!!」
さとちゃんは学校の出席カードを渡してきた

俺「まあ…これで良いかwww」
出席カードの裏にアドレスと”良かったらメール下さい”と書いた。

緊張で震える脚にちからを込めて女の席の横に仁王立ちした。

「あ、あのグヒッ良かったry」

ポイッ

全力のヘタレぶりを発揮し、カードを女のテーブルに捨てて2人は電光石火で店を飛び出した。

さ「アヒォッ本当にやるとはおもわなかっヒャwww」

俺はドキドキして死にそうだった、万引きする中学生とかこんな気持ちなのかな。
そして、さとちゃんと別れ帰宅。
その夜こーちゃんと後輩とカラオケに行った。フリータイムが始まる時間だったから11時頃かな。メールは来なかった。しかし、人生初のナンパが出来たことに充実感を覚えていた。

カラオケもピークを過ぎてちょっと飽き始めて来た頃iPhoneが喘いだ。
「今日、アドレスを貰った者です。メールしました」
その後、何通かメールをして映画に行く約束を取り付けた。

待ち合わせてみると女が前と同じ席に座っていた。少しハーフっぽい色気のある顔立ちだった。ポケモンで言うとニドクイン。
正面に座って話した。
女「なんかこないだと雰囲気違うね」
俺「そ、そうでしかwフヒッwwや、いや、なんかグフッ緊張するwww」

女「…….」
俺「…….」キョロキョロ
俺「あ、あ、えとタバコ吸って良い?」キョロキョロ

女「いいよ」ライターを差し出す
女「何吸ってるの?」

俺「あ、ブラックデビル」キョロキョロ
女「へー、なんかエグいの吸ってるねw」
俺「あ、うん、フィルターがチョコの味するんだ」キョロキョロ

女「へー。あのさ、人見知り?」
俺「あ、ヂュヘwな、なんで?w人見知りだけど」
女「なんか、目合わせようとしないから?」
俺「あ、うん、メールでは話したけど、やっぱ初対面だとwヒュフンwww」
頑張って目を合わせた(やべー、こんな可愛い子だと思ってなかったw俺、マジ分不相応w)
女「やめてよwなんかあたしまで緊張しちゃうじゃんw」
俺「wwwなんか、ごめんw」
女「うん、大丈夫w」
俺「あ、電車そろそろだし、いこっか?」
女「うん」

電車の中で色々はなした。俺の事、彼女の事。1年間ワークホリデーでニュージーランドに行ってて現地の大地震で被災し日本に帰って来たそうだ。そして日本でも被災。なんという揺乱女!東原亜希とコンボしたら地球が危ない。
その後、バセドウ病である事が発覚し俺と出会う2日前まで入院していたそうだ。
そうして話しているうちにいつの間にか打ち解けていた。

映画を見終わって少し酒でも飲もうかと居酒屋に入った。レモンサワー一杯で吐く俺w情けない。

女「大丈夫?w顔、むらさきだよ?w」

俺「あ、なんかお腹ちょーし悪いみたいでwンヌフwwwあ、自分のペースで飲んで大丈夫だよ気にしないでw」しかし、本当に体調は良くなかった。

女「それ、あたしが飲むからちょーだい」
女「すみませーん、お冷一つ下さい」

俺「あう、あ、うぬう」
(かっこわりー、これはオワタなw)

会話は終始、彼女のペース。情けないことに、いっぱい笑わせてくれた。彼女の包み込んでくれるような姉御肌なところに惚れたんだと思う。

居酒屋を出て女の自転車を取りに駐輪場に向かった。自転車の鍵を開けた所で俺は壊れた。

俺「ね、ギュッてしていい?」
女「え?www酔ってるの?w人居るよ?w」
俺「うん」
彼女を抱きしめた。
俺「やべー、なんかドキドキするw」
女「うんw」
1分くらいそうしてたかな。ちょっと冷静になってきて、焦った。
俺「あ、ん、じゃあ、そろそろ帰る?」
女「うん」
そうして、その日は別れた。
今、考えると恐ろしいほどヘタレだな俺はw

帰る途中、ひき逃げされ肘と膝が血まみれになったが気分が良かったので許してやった。と言うかナンバーが見えなかった。

帰った後メールした。
「今日は、ありがとう。すげえ楽しかったよ」
返信は翌朝来ていた。
「ウチも楽しかった。ギュッてされたときドキドキしたよ笑」

その後、何回かデートを重ねて付き合うことになった。
俺は学校があったし、彼女はバイトが忙しかったから会えるのは週に一回程度だった。サバサバしてるようで意外と寂しがりやだったのが意外だった。酔っ払うとすぐに電話してきた。
「今日ね、いつもより頑張ったんだよ、褒めてくれる?」
「明日でバイト終わり、早くゆーくんとHしたい」
酔っ払ってる彼女は可愛いかった。

順調だった。世話焼きのくせに甘えん坊な彼女、ヘタレだけど無駄に強気な俺。バランス良いんじゃないかなとか思ってた。今となっては完璧な自惚れだけど。

彼女がドMで、手錠とか首輪が大好きだったのはまた別の話。性欲が強くて、ゴロゴロしてるとすぐにおにんにんをにぎにぎされた。

遅くなったけど、彼女はフリーターでクラブのドリンカーしていると聞いていた。
NZに行く前はキャバ嬢だったと言う話も聞いた。その時の物なのだろうがクロゼットにはチャイナドレス、ナース服、銀魂の銀さんの衣装などがあった。
コスプレイベントの時の衣装については自前なのだ。
バイトを探していた俺は彼女にホストクラブを紹介してもらった。
元々、きょうみもあったから体験入店させてもらった。これもまた別の話だな。

付き合って3ヶ月くらい過ぎた頃、穏やかだった生活に影は忍びよっていた。
俺も彼女もiPhoneでアクセサリーを付けてなかったから、とりあえずロック画面を表示させないと判別できなかった。パンドラの箱だったのである。

iPhoneはロック画面にSMSの送信者とメールの内容が少し表示されるのだ。
彼女のiPhoneには

○○○(店の名前)
今日は出勤できる女の子が少…

と表示されていた。

俺は店の名前をググってしまった。検索結果に表示されたのはクラブではなくデリヘルだった。○○○女学院。
女の子一覧に居たよ、彼女。りえちゃんって名前でやってた。ブラ一枚にワイシャツを羽織って挑発的な視線をこちらに向けていた。
お店からのコメント
「色白美乳!彗星のごとく現れたニュータイプ!りえちゃんワールドをご堪能ください!」料金やプレイ時間が3倍な訳ではなかった。

多少落ち込んだが、なぜか真っ先に彼女とのHの回数をデリヘル料金に換算していた。100万を超えていた。妙な優越感に浸ったのを覚えている。
俺は浮気とかその辺は寛容なのだが隠されるのは嫌だった。
と言うか、NTR属性持ちなので教えてくれないと興奮できないだろーがゴルァ!!

当時のブログがある。

彼女がデリヘル嬢でした。

デリヘルのサイトの女の子一覧にちゃんと載ってましたよ、りえちゃんて名前で写真付きで。デリヘルやってるから嫌いになるとかそんな事はないんだけど、なんていうか、複雑だよね。
他の男のチ●コ咥えた口でフ●ラされてると思うと無駄に興奮しちゃう自分が嫌w

可能プレイ
バ●ブ:O
パンスト破り:O
電マ:O
おしっこ:O
ローション風呂:O
顔射:X
ア●ルファック:X←重要

もう、おれにはア●ルしか残ってないじゃん。「アナラースカぐち」に改名しないといけないじゃんw

読み返してみると妙にテンションがたかいな。
なんて言うか、結構真面目に好きだったから隠し事をされるのが嫌だった。その事を、見てしまった事、知ってしまった事を彼女に伝えようと思った。そしてあわよくば、更なる変態プレイに及ぼうなどと邪神が芽生えていた。

俺は、彼女に告白した。
知ってしまった経緯、好きだという感情が変わらないこと、ただ病気に影響が出ないように体には気を付けて欲しいこと。

彼女は「そっか」とだけ呟いた。
沈黙が明けて「今日は帰って」そう言われておとなしく従った。
今考えれば、伝える事でお互いになんのメリットもないわけで自己満足でしかなかったのだと思う。
重力が強くなった帰り道、さとちゃんちに寄った。

俺「帰ってって言われたから帰ってきた」

さ「あー、ね。言っちゃったんだ?」

俺「気持ち伝えてきた」

さ「ふーん」

メールが届いた
なんか長々としたメールだったけど内容は覚えていない。
距離を置きたい。そう書かれていた。

俺「あ、終わったw」
さ「ンデュフフwww」

俺「それって終わりってこと?」
女「うん」
俺「考えなおせない?」
女「無理」

小学生以来だった、目に涙が滲んだ。
俺「さとにゃーんーあーあーあーうーあーうーあーうーあーあーあーwつらいよー」
さ「レフフフフフwwwww」
さ「ちょっと落ち着いてwゆーくんw」

メールを受信した。
女「苦しいよ…」

さ「はい、行っといで」
さとちゃんは原付の鍵を渡してくれた。

彼女のマンションへ原付を急がせた。
インターホンを押した。
俺「来た、開けて」
オートロックが開いた。

ねえ、考えなおしてくれない?
勝手に調べちゃったのは謝るよ、悪かった。
俺は○○ちゃんのこと本当に好きなんだ。

彼女はずっと黙ったままだった。

彼女はずっと黙ったままだった。

「もうダメだよ、別れよう」

「わかった、短い間だったけど楽しかったよ。ありがとう」

「うち、アドレス消すからもう連絡取るのもやめよう?」

「分かった」

「じゃあね」

俺は一ヶ月引きこもったw
と言うか、こーちゃんちに無理やり居候した。
大学にも行かず、こーちゃんちでひたすらオ●ニーして過ごした。

その後、体験入店したホストクラブからお声が掛かりホストになった。美味しい思いもしたけど、辛かった記憶のほうが大きい。
昔、彼女は常連だったようで先輩と俺は穴兄弟だったw

何度か連絡とったりしたけど、元には戻れなかった。

その後ますます学校に行かなくなり、単位が足らずに留年。行く気になれなかったから中退して現在に至る。

振り返ってみればこんな感じ。お先真っ暗で見えないよw

<>77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/11(水)23:43:51.76ID:3PXnH+Y10<>
そういえばりえちゃんの写真あるけど見る?

<>79:忍法帖【Lv=18,xxxPT】:2012/04/11(水)23:44:23.87ID:3FX+v7KO0<>
77
見ないわけがなかろう

<>84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/11(水)23:46:02.33ID:3PXnH+Y10<>

<>87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/11(水)23:46:56.36ID:07ecNNXI0<>
84
なんてセックスが好きそうな女なんだ