「おにぃ・・・起きてる?」
おにぃの部屋の電気を付け部屋のなかに入る。
電源を切ってある携帯と空のペットボトルが数本・・今朝からこの状態だった。
「・・・・・・zzzz・・・・・・・zzzzz・・・・・・」
心地良さそうな寝息が聞こえる。
計算するともう16時間はこのままだった。さすがに起こさなきゃいけない。
「おにぃ・・・おにぃ~・・」
「・・・・・・・・」
反応が無い。
「おにぃ!おきてよぉ・・・」
「んんん~・・・・・・zzzzzzz」
やはり駄目だった。
疲れたおにぃは寝起きが悪い。
私はおにぃの上に跨って顔を掴み左右に引っ張りながら声をかける。
「おにぃ・・おにぃ。。寝すぎだょお・・」
「ぅぅぅ・・・・・・・~ん・・、、、おはよう・・・」
「もう夜だょ・・・疲れてたの?」
「うん、、レポート書き終わったら疲れちゃって。」
「まだ眠い?」
「いや・・・大丈夫・・」
「お腹すいた??」
「ああ・・・何かある?」
「今から作るから待ってて。あ、お風呂沸いてるから元気あるなら入ってね」
「ああ・・・」

(やっぱり軽いものがいいかな・・・)
おにぃがお風呂に入ってる間にリゾットを作る。
出来上がったリゾットと水を持っておにぃの部屋に行く。
部屋に入るとお風呂上りのおにぃがソファーで腰にタオルを巻いただけの格好でぐったりしていた。
(ソファー=リサイクルショップで買った怪しげな二人がけのソファー)
「おにぃ・・・・生きてる?」
「ああ・・何とか」
「作ってきたけど食べる?」
「うん・・旨そうだな・・・」
ソファーから立ち上がろうとしても力が入らない様子のおにぃ。
「おにぃ。そのままでいいよ・・」
「??」
お皿を持ったままおにぃの横に移動してソファーの手すりに座る。
「はい・・あ~んして、おにぃ」
スプーンによそっておにぃの口元に運ぶ。
「い・・いやちょっと待て・・大丈夫だって・・・」
「だ~め。おにぃはすぐ無理するから・・・さっきから手に力入ってないでしょ?」
「う・・・でも恥ずかしいし・・・」
「私に見られて恥ずかしいことなんて無いでしょ?早く食べないと冷めちゃうよ?」
おにぃに食べさせながら私は聞いた。
「おいしい?」
「旨い・・でも最近ホントにレパトリー増えたよな・・・」
「何でか分かる??」
「さぁ?」
「おにぃが美味しそうに食べるからもっと作りたくなっちゃうんだよ・・。」
「可愛いやつめ・・」
軽く髪をクシャクシャって撫でられる。
「おにぃ・・水飲む・・?」
「ああ・・」
おにぃがコップに手を伸ばす。
・・・ふとちょっとした悪戯を思いついた。私は意地悪く笑うと水を口に含んだ。
「・・??」
おにぃが何か言う前に指でおにぃの顎を上に向けさせ、唇を合わせ水を流し込む。
「おいしい??」
満面の笑みでおにぃに聞く。
顔を逸らしながらおにぃは言う。
「こーゆーとき余計な事ばっか教えなきゃよかったって思うんだよなぁ・・」
おいしいと素直に言えないのがおにぃらしい。
「おにぃ・・・もう一口飲む?」
返事を聞く前に唇を合わせる。今度はさっきより時間をかけて流し込む・・
「お・い・し・い?」
「・・・・・・・・・・・・ああ・・おいしい・・」
顔を背けたまま動かないおにぃ。普段なら・・・・・・
「おにぃ、今日もしかして・・・・物凄っく元気ない?」
「かもな・・体が動かん・・」
「ごめん・・・私といると疲れる?」
「いや・・・楽しくて嬉しくて・・元気になる・・○○・・いつもありがとう・・それに・・」
「??」
「さっきの・・・水、、何か元気になった気がする・・その・・・んぐ・・」
言葉を紡ぎ終える前に水を含んで唇を塞ぐ。
「元気になる・・?」
「ああ・・」
「おにぃ・・今日はいっぱいおにぃのこと元気にするね・・今日は○○すぺしゃるの日だよ♪」
「○○すぺしゃる・・??」
「そう!すぺしゃるだからおにぃは何もしなくてもいいんだょ」
「はは・・・」
おにぃが苦笑する。
「おにぃ・・腰だけ浅く腰掛け直して・・そうそう・・体は後ろにだら~っとしてぃぃよ・・」
おにぃは私に言われた通りにする。
私は肘掛から降りて片方の膝をソファーに乗せて、おにぃの上に半分負い被さる。
「えへへ・・・おにぃより身長が高くなったみたい」
おにぃの顔を見下ろすのは久々だった。
「おにぃはいつもこんな風に私が見えてるの?」
「さあな・・」
「ふふ・・・おにぃ、今日は私に任せてね」
おにぃの髪を手櫛で撫でて耳にやさしくキスする・・。
そのまま唇を動かしたり吐息を掛けたりしながらもう片方の手でおにぃの鎖骨を撫でる。
「っ・・」
耳を舌で愛撫するとおにぃが一瞬息を吐く。
「えへへ・・・おにぃの弱点だぁ・・」
「うる・・・」
何か言われる前に唇を唇で塞ぐ。
息が出来なくなる前に唇を離し指をおにぃの口に咥えさせる。
「舐めて・・おにぃ。。」
おにぃの舌の動きがHっぽくて思わず声が漏れそうになる。
指をそのままにしておにぃの耳から首筋あたりまでを何度も舌で往復する。
おにぃの口がひらきっぱなしになる時間が長くなってきた。
指を抜いておにぃの脇腹あたりを撫でながら舌をそのまま胸板あたりまで往復させる。
(おにぃはお風呂あがりの格好のままなので・・)
時々目が合うとおにぃは恥ずかしそうに目を逸らす。
「おにぃ恥ずかしいの・・?」
にやにやしそうになるのを堪えて聞く・・。
「ああ・・・俺が半裸で○○が服着てるのって結構恥ずかしいもんだよな・・」
「恥ずかしがらないで・・おにぃ・・」
そのままおへその辺りまで舌を這わせる。
途中何度もキスをしながら同じことを繰り返すとおにぃの体温が上がってきてるのが分かった。
腰に巻いたタオルのなかでおちんちんが勃起してるのも目で見て取れる。
「・・・っ、こんなことどこで覚えたの?」
「おにぃ」
「え?」
「おにぃが普段することだもん・・・」
「う・・・・・」
二の句が次げないおにぃ。
「ちょ・・・ちょっとまて・・・膝はくすぐったい・・・」
足の方まで愛撫するとくすぐったがる。
気持ちいいではなく本当にくすぐったいみたいだ。
「え・・いや、そんなとこまでしなくていいから・・・」
足の指を舐めるとおにぃが慌てた声を出す。
「おにぃは普段舐めてくれるでしょ??それとも・・気持ちよくないの??」
「いや・・気持ちいいよ」
おにぃの足の指を一本一本丁寧に愛撫する。
このあたりで自分もかなり興奮しているのが分かった。
下着はきっと洗濯物だろう。
上半身に・・下半身に・・・タオルに覆われた部分以外を丁寧に舌と唇で愛撫し続けた。
「おにぃ・・まだまだだからね・・」
そう言うと私は上半身の服を脱いだ。
下着を外し最初の格好に戻る。
おにぃの顔に胸を軽く押し当てるとそのままゆっくりと体ごと下に下がる・・
胸・・お腹・・腰・・太股・・腰・・お腹・・胸・・・とそのまま往復する。
(つまりは胸で全身を撫でるような感じ・・恥)
「○○の胸柔らかくて気持ちいい・・」
そんなことを言われると段々と自分の乳首が硬くなっていくのが分かる。
何往復かしたとき胸に引っ掛けておにぃの腰のタオルが外れてしまった。
(あ・・・・)
おにぃのおちんちんは反り返って先っぽがいやらしく光っていた。
(感じてくれてるんだ・・・)
そう思うと急に嬉しくなってしまった。
タオルが外れてから往復の時おちんちんのとこで特にゆっくり撫でることにした。
おにぃが反応してくれるのと・・・おちんちんの熱をいっぱい感じたかったから・・。
なんども往復する間におにぃが少し苦しそうな顔になる・・。
(あ・・・そっか、さすがに気持ちよくても焦らしすぎたら苦しいよね・・)
「おにぃ・・このままじゃイけないよね?」
「ああ・・さすがにな・・」
「じゃあおにぃの大好きなコトしてあげるね・・」
おにぃの股の間にしゃがみこむ。
目の前でおちんちんをみるとはちきれそうに硬く大きくなっている。
おちんちんに口付けするとおにぃが声を漏らす。
そのままアイスを舐めるようにして唾液まみれにした。
「そろそろいいかな・・?」
おにぃの硬くなったおちんちんをゆっくりと胸で挟み込む。
潰さないように軽く揺すってみながらおにぃに聞く。
「気持ちいい・・・?」
「ああ・・柔らかくて暖かくて蕩けそうだよ・・それにすごいHな眺めだ・・」
「バカ・・」
そのまま上下にゆっくりと動かす。
物凄く熱くて・・時々おちんちんがビクッてなったりしておにぃが凄く可愛く見えた。
何度か唾液で湿らせながらゆっくりと上下させていると・・
「○○・・・出そう・・」
「いいよ・・おにぃ・・いっぱい出して」
そのまま少し早く動かすと胸の中で何かの小爆発が起こったような気がした。
(大袈裟ではなくホントに一瞬驚きました・・・汗)
おにぃが荒い息を付いてぐったりしている・・。
胸にはいっぱい精液が出されていた。
「・・いっぱい出たね・・おにぃ・・ホントに」
「うるさい・・気持ちよすぎなんだよ・・」
おにぃが顔を背けながら言う。
胸に付いた精液をティッシュで拭き、おにぃのおちんちんを舌で掃除する。
(男の人はイった後は敏感すぎて痛いらしいから・・・)
とおにぃに昔言われた事を思い出し触れるか触れないかで舐め上げる・・。
そのまま舐めあげるうちにおにぃのは硬さと大きさを取り戻していく。
(あ・・・やっぱり・・)
そのまま本格的にフェラチオに以降する。
たっぷり30分ぐらい口の中で舐めているとおにぃが今日二度目の精を放つ。
(あ・・・またいっぱい出てる・・)
それを全部飲み干す。
「ごちそうさまでしたっ」
「・・・・ハイ・・」
土気色だった顔も大分赤みを取り戻したみたいだった。
「元気になった・・」
「ああ・・ありがとう・・大分な」
「えっと・・・おにぃ・・疲れたならすぺしゃるもう終わりにする・・?」
「いや・・・元気になったって言ってるだろ?」
おにぃが笑いながら言う。
「じゃぁ・・・今度はベッドに仰向けに寝て?」
おにぃの手を引きベッドに寝かせる。
「よいしょっと・・」
服を全部脱ぎ捨ておにぃのお腹に跨る。
「・・・・??」
「えへへ・・分かる?」
少し腰を上げるとおにぃのお腹らへんが濡れて糸を引いている。
おにぃの目の前に私の秘所が来るように移動する。
片手で少し開き気味にしておにぃに見えるようにする。
「見て・・おにぃ。。おにぃのしてるだけでこんなになっちゃたんだよ・・?」
そう言いながら軽く自分の指で秘所を弄る・・。
同時にもう片方の手でおにぃのおちんちんをナデナデする。
「んっ・・・ほら・・おにぃのも硬くなってる・・」
「・・・・・余計な事教えすぎたかな・・??」
一瞬おにぃが遠い目をする。
「おにぃはHな娘は嫌い??」
「いや・・・大好きだよ」
「じゃあいっぱい教えて・・「余計な事」なんて言わないで・・」
「分かった・・愛してるよ○○」
「愛してるよおにぃ・・」
用意しておいたコンドームをおにぃのに装着して騎上位のまま繋がる・・。
「あっ・・おにぃは動くの禁止!」
「え・・・少しぐらい・・・」
「だ~め・・すぺしゃるなんだから・・」
そのままおにぃの動きを制しゆっくり動かす・・。
「ねぇ・・気持ちいい?おにぃ気持ちいい・・?」
「ああ・・気持ちいい・・絡み付いてくるよ・・」
冷房が付いてるのに二人とも汗が止まらなかった。
何度も「愛してる」と言い合いながら交わり続けた。
しかし動かしつつづけると段々自分の絶頂が近くなるのが分ってきた・・。
「おにぃ・・・私もう・・んんんっ・・・」
「○○・・・・○○・・・あ、しまっ・・うう」
私の方が一瞬先にイってそのままおにぃがイってしまった。
そのままおにぃの上に倒れこんでしまった。
二人とも荒い息を付きながら見詰め合う。
「お疲れ様・・気持ちよかったよ・・」
「全然・・おにぃが喜んでくれるなら毎日でも・・」
「毎日はなぁ・・・う~ん」
「あはは・・・」
笑いあってキスをする。
「もう今日は寝る?」
「ああ・・そうだな」
電気を消し布団に潜り込む。
「おにぃ・・こっち向いて?」
「ん・・・うわっ・・・」
おにぃの頭を胸に抱え込む。
「今日はこのまま寝ていいよ・・」
「いや・・恥ずかしいからいいよ・・」
「だ~め!これもすぺしゃるなの。それに・・・・」
「?」
おにぃが疲れてるのって精神的にでしょ?」
「・・・・分かるのか?」
「分かるもん。おにぃはすぐに自分のせいにして抱え込んじゃうから・・・」
「○○に分かるようじゃまだまだだな・・」
自嘲的に笑うおにぃ。
「そんなことないもん!私だから分かるんだもん・・・だからね・・今日はいっぱい私に甘えていいんだよ?」
「・・・・・・・」
「疲れたら休まなきゃ・・ね?」
おにぃの頭を撫でながら言う。
それからおにぃは色んな事を話し続けた。バイト・・ゼミ・・人間関係・・嫌だったこととか。
話し疲れたのかしばらくしておにぃは眠ってしまった。
少しでもおにぃの力になれたのかな・・?
そんなことを考えながら私も眠りに落ちた。