夏の日差しの中を大介は大学に向かう。
街中の学校だが、休み中だけあって人の数は少ない。休みも行く場のない生徒や、サークル活動の生徒が幾人かたむろしているばかりだ。正門を入っていくと、むこうから白い人影が駆けてくる。
「森君!」
結理だ。周りの男どもがざわめき、「文学部の川北だ」などと言う声が聞こえる。
パンツ型のテニスルックでラケットケースを抱えてきた結里は、盛夏の太陽のもとでもその場の温度が涼しくなるような、風が吹きぬけるようなすっきりした笑顔でいる。(本当にキレイな顔だなあ。もうちょっと若ければなあ)などとのん気に批評している大介の内心の声を知ったら、周りの男はただでは済ませなかったろう。
昔は少女モデルをしていたこともあるという結理は、流行っぽい髪型に化粧も上手で、大学での垢抜け具合は群を抜いていた。スタイルも歳のわりには細身だが、十分に出るところは出ている。まじまじと見直した大介は(こりゃ騒がれるのも当然だ)と納得する。
結理は見つめられて少し顔を紅くしたが、視線になんら異性への感情が含まれていないことを敏感に察して、大仰にがくりと肩を落としてみせた。
「なに?」大介の笑みにはまるで底意がなく、それだけに魅力的なところが憎らしかった。告白には慣れていたが、これだけ親しいのに関心を示さない男も結理には初めてだった。
「あ…」外から近づく3人組を見て、結理の美しい眉がわずかにしかめられる。
「川北さん、もう決めていただきました?」
この暑いのに長めの茶髪をきちんと後ろに流し、袖捲くりしたジャケットを羽織っている左側の日焼けした男が明るく声をかける。(バカ…)と小さくつぶやく結理の声が聞こえた。
「あの…」
「ほんの30分、出てもらえればいいんですよお。川北さんがいるだけでみんな喜ぶんですからあ」
「あたし、お断りしたはずです」
「顔だけでいいんですよ、顔だけ。そんなお手間は取らせませんから」
大介は横でやりとりを見ていたが、間に入るべきか迷っていた。(嫌そうだけど、お互い大人だしなあ。それに恋人でもないし、お節介を焼くのも…)。
「行かないったら、行かないんです!もうストーカーみたいにつきまとわないで!」
少しキレ気味に結理が声を荒げ、周りの視線が集中する。注目されて引っ込みがつかなくなったのか、3人組の表情も変わる。
「おい、ちょっと美人だからっていい気になるんじゃねえよ」
(おいおい)と大介はため息をつく。「それくらいで。今日はこれくらいにして下さい」大介は心を決めて前に出て、結理を陰にする。
「なんだてめえは?」右側の男が言う。(学生が、チンピラのまねかよ)大介は内心苦笑しながら「お願いしますよ」と頭を下げる。と、真ん中の男がすっと足を歩幅に開いたのが見えた。(本気か?)大介はあきれながら、わずかにキックボクシングの受けの姿勢に入る。性トレーニングのために通っている道場だが、何時の間にか相当の腕になってしまっていた。相手の腕のほどはわからないが、体力と筋力では相当優位があるようなので、結局はつぶせると踏んだ。
…こちらを見ていた男はそれを感じたのか、顔をゆがめると後ろを向いて去っていく。両脇の連中もあわててついていく。
(とりあえずこともなし)安心して横を見ると、結理が侮蔑の極みのような眼で眺め、中指を上げようとしている。大介はあわてて眼をふさぎ、手を抑える。
「きゃ」「ばか、けんかでも売ってるのか?」
結理はちょっとふくれて「あんなイベント気狂いのバカ男」という。
「いいか、ああいうのは頭下げて逃げてりゃいいんだ。関わるだけバカをみる」
「だってぇ…」と言うが、大介の方を見て笑みが戻った。
(真ん中のやつ、気に入らないな。嫌な目つきをしていた…)。大介が苦手なのが、顔だのプライドにこだわる手合いだった。歌舞伎町の店長に私淑したのも、認めなかったが相当な組幹部であろうのに、ふだんはまったく諍いを起こさない紳士だったからだった。
(「電車の中のマナー違反に腹が立つなら、電車に乗る必要のない人間になれ」と言う。「もう世間は理屈じゃない、獣みたいな連中が跋扈している世界だ。そんなものにぶつかって怪我をするのを馬鹿という。そんなことより、底辺のやつらに関わらないで済む方策を考えろ」)まったくそうだ、と思っていただけにさっきの獣じみた連中が気になる。
結理はグラウンドに戻ったあと、着替えにサークル棟へ向かった。(森君に電話しちゃおうかな…さっきは助けてくれたし、食事に誘うのもいいかも)ちょっとうきうきして携帯をかけようとした時、藪の横道から突然出てきた男に後ろから羽交い絞めにされ、口をふさがれた。「ム!」もうひとつの腕が伸びてきて、結理の腕を後ろ手にまわしてベルトで縛り上げる。(イヤァッ…!)暴れるが男の力に押さえ込まれ、ずるずると藪の奥に引きずり込まれていく。
大介の携帯が鳴った。表示は結理からだ。
「もしもし?」
「……よう、色男」
(真ん中野郎か!)。大介はぎりりと奥歯を噛む。予感に従って結理を追わなかったことを後悔した。電話の向こうで遠くに結理の叫び声と、男の低い声がくぐもって聞こえる。
「今からおまえの恋人をめちゃくちゃに犯してやる」と笑いながら言う。(…冷静に、冷静に、だ)
「好きにしろ」
「…な…に?」
「だが今からすぐ警察に通報する」「…!」
「俺は別に彼氏じゃない。だから彼女の世間体より、正義を優先する。それでいいならやれ」
「…嘘をつけ。こいつが強姦されたら、しゃべれるはずがない」
「まだ、そこは学内だろう。おまえらの顔もわかっている。女一人のことで人生台無しにするのか?」
「…この野郎」
「いまなら、見逃してやる。どっちが得かよく考えろ」
電話が切られた。(畜生!)大介は電話を握った拳で掌を叩いた。(冷静に…冷静に考えろ…拳で…拳では考えないぞ…拳で考えるのは具志堅だけだ…何言ってるんだ俺は…グラウンド…サークル棟の近くで人気の少ないところ…そうだ…裏の横道があった…小山になって…茂っている!)
確証はなかったが走り出した。調教までしておいて勝手な理屈だが、大介は強姦は嫌いだった。女はイカせてなんぼ、と思っているだけに突っ込めばいいという連中は信じられなかった。イケば和姦なのか、という問題はあるがそれがポリシーだった。
藪へ全速で突入する。できるだけ、道から離れる…奥の方へ…丘の頂上じゃない…裏か…どこだ…結理…まだ無事か?…どこだ…声をかけるか…いや…もうちょっと…いた!
藪が少し広がった所に結理が転がっていた。ベルトで後ろ手に縛られたまま、テニスウエアはビリビリに引き裂かれ、わずかにパンティーだけを身につけて身を丸く縮めて震えている。
「結理、オレだ。何も喋るな」
大介は着ていた大ぶりのTシャツを脱ぎ、結理を抱き起こす。体育座りのようになった彼女の身体全体を、自分のTシャツの中に押し込んだ。子供が時々する首だけ出すだるまのような格好になったが、とりあえず全身は隠れた。
泥のついた顔の、怯えた眼から涙がこぼれ落ちる。「悔しい…あんな奴らに…」
(怒りがあるうちは大丈夫だろう)と大介は少し安心した。
「怖いだろうが、ちょっと待て。誰かから車を取り上げてくる」
その辺にいた学生から借りた古いカローラを無理やり構内まで突っ込み、結理を抱いて急いで車に乗り込んで、とりあえず近くのファッションホテルに入った。
結理はホテルの巨大な天蓋付きベッドの上で、備え付けの浴衣を着てシーツにくるまっていた。いまだに震えが収まらない。本来なら初めてのラブホテルで、ルネサンス部屋とかいう、紛い物臭い円柱が部屋に立っているような作りに興味津々といいたいところだが、凌辱寸前のショックでそれどころではない。加えて、大介の強烈な行動力と男らしさに完全に心を撃ち抜かれていた。
上半身裸の大介に抱っこされたまま直接風呂場に運ばれた。後ろを向いた大介は「悪いがTシャツを返してくれ。服を買ってくる」と言って飛び出していった。熱いシャワーを浴びるうちに、人心地がついてきた。
…あの男たちに藪に連れ込まれ、ウエアを引き裂かれてブラも取られて胸乳をわしづかみにされた。一人には肩を押さえ込まれ、一人には腰の上に乗られた時は(もうだめ。犯される)と覚悟した。首領格の男が携帯で話していたかと思うと、「今日はだめだ。逃げろ」といって2人を引きずり倒し、3人でばらばらに逃げていった…。部屋のドアが開いて帰ってきた。
「スーパーのありものだけど」大介はTシャツ、ジーンズと下着の入った袋をおいてベッドの横に腰掛けた。
「ありがと」結理が大きな眼を潤ませて小さく言う。
「しばらく休んでから…送っていくよ」「…」
(人としてこんな状態の彼女を放っておけない)と大介は、今晩のまことの調教は諦めて先刻中止の連絡を入れていた。「ラブホテルかあ…俺は初めてなんだ」と言って興味深そうに見回している。結理は決心した。
「大介くん…お願いがあるの。一生のお願い」「え…?」
「いますぐ抱いて。私の…処女を奪って」
頬を赤らめながらも、結理の瞳からは涙が零れ落ちそうになっている。
「あんな奴らにされそうになって…やっぱり初めては好きな人にあげたい思ったの…これから何があっても、少なくとも最初はあなただったって…」「…」
「大介クンが…あたしのことに興味ないのはわかってる。それでも…好きだから」
ショックでいまは興奮しているだけだよ、と言いかけて、すっぴんの結理が華奢な骨格もあいまって、まるで幼く、中学生ほどにも見えることに気づかされた。(まずい…そんな、犯されそうになった友人が弱ったところに付け込むみたいじゃないか)と頭を振ったが、思わずしゃべり出していた。
「実は…俺もユーリのことが気になっていた」
「ええ??」驚きと喜びで目が見開かれる。
「でも重大な問題がある。聞いたらたぶんユーリも受けいれてくれない。だから怖くて無関心な態度を取っていた」
「何?きっと大丈夫…言って…!」半ば不安げな顔。
「俺は…縛った女しか愛せない。それじゃなきゃだめなんだ」
一瞬混乱した表情で結理は黙った。
「それって…えすえむってこと?」頷く大介。
「そんなの…ぜんぜん大丈夫。好きな人とだもん…何されてもいいよ」紅潮した顔できっぱりと言い切る。(ユーリ、お前は…)
「本当にいいのか?」こくりとうなずく。(なぜOKするんだ)勝手な思いを抱きながら、もはや大介はその方向へ踏み出すしかなかった。ジーパンの前ポケットには、昨日は使わなかったチューブの強力催淫剤が残っている。
男ものの浴衣紐を手にして大介はシーツを引き剥がし、結理が着ていた浴衣の紐を抜き取った。
「あ…」そのまま抱き起こし、後ろからゆっくりと脱がせる。一瞬びくりとした結理だが、おとなしくされるままになっている。裸の流れるようなラインの背中が姿をあらわす。さっきの暴行でわずかに傷がついているが、抜けるように白い肌だ。
腰は細くくびれ、細身だが量感のあるヒップにかけて美しい曲線を描いている。
両腕をぐいと後ろに回させる。「あッ…」さすがにうろたえた声を出すが抵抗はしない。帯紐で手首をぐるぐる巻き、前に回す。
「あああっ…!」そこまでは考えていなかったのか、羞恥に身を揉む。腕を押さえ、容赦なくもう一本の帯も使って結理の美乳を上下から挟み込んで縊り出す。もともとCカップはあった白桃のような胸乳が、無惨に縛り上げられてさらに大きく膨らんだ。結理は白い肌を耳の後ろまで赤く染め、耐えている。大介は縄化粧した結理の身体をゆっくりとベッドに横たえた。
正面から見る二十歳の女子大生、結理の肢体は完璧なS字を描いていた。一時は芸能人だったこともある彼女の肉体は、一般人のそれとはまったくレベルが違っていた。肩ははかなげで腰はあくまで細いが、乳房は十二分に張り切り、柔らかそうなヒップがごく淡く翳りのあるビキニラインを包み込んでいる。形のよい内腿からは細めの長い脚が続いている。(本当に人形みたいだ…)
「あんまり見ないで…」
男に裸をじっくり見られるのも初めてなのだろう。頬を染めて恥らう仕草が愛らしい。肌はは風呂上りのままで赤ん坊のようにみずみずしく、触れるだけではじけそうな張りだ。化粧をしていないので、もともと童顔ですっきりした目鼻立ちのため中学生と言っても通じるほどだ。
(これは…)大介は思わずごくりとつばを飲む。想像していた以上に自分のストライクゾーンを撃ち抜かれ、ジーパンの中の怒張に先走り液がにじむ。(結理。死ぬほどイカせてやる)
こっそりとチューブの中身を手のひらに絞り出し、ならしてからいきなり双乳を掴み上げる。
「はぅぅッ…!」美しい喉をのけぞらせ、震える。男に愛撫されたことのない処女乳を遠慮なく揉み立てる。変形するほど下から掴み上げ、陥没気味の乳首を唇で吸い上げた。
「ヒィィッ!」張りのある乳房を休みなく揉み立てながら乳首を舌で舐め転がすと、たちまちピンと立ち上がってくる。「ああ…」いやらしく尖った乳首を吸い上げ、ぽんと離すと隆起がプリンのようにふるふると震える。「いやん」
モデルのように整った顔はすっかり紅く染まり、うすく汗ばみはじめた。乳首を責めていた舌を舐め降ろしていく。生白い肌をねぶりながら、縦割れの臍に舌を入れるとビクンとする。
「あはァ…」男の両手は縊り出された乳房を、催淫剤をたっぷりとまぶすように撫でさすりながら、唇は恥丘まで降ろしていく。予感に震える腿を掴み、ガバッと左右に開かせた。
「イヤァ…!」閉じようと抵抗しようとして、気づいたように力が抜ける。そのまま膝を持って大きくV字に開かせた。「…!」
もう目を瞑って唇を噛み締めるばかりの美少女女子大生。誰も侵したことのない処女地に息づく肉裂を、舌でずるりと舐め上げた。
「うはァッ!」跳ねようとする腰を押さえ込み、本格的なクンニリングスを始める。
薄紅く色づいたばかりの陰唇を指で左右に開き、あらわにした秘穴をべろべろと舐め立てる。「イヤァ…恥ずかしい…」緊縛された上半身をくねらせ、羞恥に身を染める。ぬるぬると膣口を這い回る舌先を感じ、結理は頭に靄がかかったようになり、アソコの奥が熱く溶け出してきた。
ずるりと舐め上げた舌が、包皮につつまれたクリトリスを捉えた。「ああッ!」びくつきにかまわず集中的に突起を舌でこねくり、剥き出しにしてしまう。舐めいたぶりながら、両手は再び突出した乳房をきつく揉み立てている。あまりの乳首がピンと尖りきる。剥き出しのクリトリスをむごくしゃぶり立てると、結理の身体がベッドの上で上下に跳ねる。
「いやあッ…ああッ…だめッ…だめッ…ああッ!!」
緊縛された身体が反り返ったままで硬直し、脱力する。紅潮しきった20歳の女子大生の清純な横顔には、初めての舌責めによる軽い絶頂をできるだけ引き伸ばそうとでもいうような、淫らな気配が漂い始めていた。
「んむん…あむ…ンッ」緊縛された上半身を片手で横抱きに起こして、結理のぽってりした口を吸い上げる。右手は開かせたままの足の間に差し込み、掌でおまんこをずるずると撫で上げつづけている。手にはもちろん催淫クリームを押し出してあり、クリトリスから陰裂、内股にかけてぬるぬるに塗りたくる。
結理の舌遣いも徐々に慣れ、大介の舌と絡ませたり唾液を飲み込んだりして、口と口で糸をひきはじめた。(このありさまを見たら、大学のファンの連中は卒倒するだろうな)藤澤恵麻を思わせる清純な美貌はそのままに、真っ赤に紅潮した顔で男と舌を吸い合う。ぬるぬるのおまんこを撫でられるままに股を開きっ放しでいる。
さわやか系の美少女が緊縛され、乳房を縊り出されてとんでもない痴態をさらしている光景に大介の肉棒も硬度をいや増す。
「あ…」結理が赤い顔で肩をよじらせる。(フフ…効いてきたな。オッパイが疼いてしょうがないはずだ)
「どうしたの?」「あ…なんでもないの」と目をそらす。恥ずかしくて言い出せないのだろう。
「ふふ…オッパイをいじめて欲しいんだろう?」
「!…どうして」目のふちを赤くした顔で見上げる。
「結理はものすごく感じやすい、エッチな身体の持ち主だとすぐわかったよ。ちょっと触ってないと、もう疼いてきちゃうんだろう?」「ああ…そんな…違う…」首を振るが、もう乳房が熱くなってどうしようもないはずだ。
「うそつきは許さないよ」乳首をつまみ上げる。「ヒィィッ!!」上半身が反り上がる。結理はもう、腰のあたりがだるいような疼きでいっぱいになり、少しの刺激でイキそうになっていた。
「大丈夫。いじめてあげる」「イヤ…」
その間も摩擦を続けていたおまんこからは、もうひっきりなしに蜜汁が流れはじめていたが、手を離して本格的な乳責めに移る。結理の後ろに回り、紐で絞り出され、催淫剤でとろけきった双乳をぐいと掴みあげる。
「イイイッ!」それだけで感じてしまったのか、ぐぐっとのけ反る。疼きを癒してやるため、しっとりと柔らかな美乳を強めに揉み潰し、揉み立てる。「アアッ…アアン…アッ…アヒッ」張り切った乳房を揉み絞り、飛び出した乳首をつまみ、捻り上げるたびに全身がびくんびくんと痙攣する。
「イイだろう?結理」「ああッ…はい…すごい…感じちゃうン」初めて胸乳を男に好きなようにされ…揉み立てられるだけで、これほどどうしようもなく感じ切ってしまうとは。結理は自分の淫らさに恥じ入る思いだった。
「あ…」(ついにアソコにきたな)。腰をよじる結理の、縊り出された胸乳を掴んだまま身体を引き寄せる。
「おまんこが熱いんだろう?結理」「…!」大介には自分の身体の淫らさをすべて知られている――そんな諦めに屈従の悦びが入り交じる。
「一回指でイカせてあげるよ」「イヤア…」と言うが、おまんこはもはや期待で濡れそぼっている。股の間に伸ばされた指がアソコまで来ると内側に曲げられる。放心状態でそれを眺めていた結理は、大介の指が一本、二本と自分の秘裂に何の抵抗もなくずぶずぶ呑み込まれていくのを見せ付けられた。
(イヤらしい…あたしの身体イヤらしすぎるぅ…)。疼き、蕩けきっていたとはいえ、何物をも受け入れたことのない膣口が開き切り、太い指を痛みもなく咥え込んでしまった。それどころか膣壁がひくつき、男の指を締め付けようという動きさえみせる。ずぶずぶと出し入れを始められると、もはや理知的な女子大生はおまんこの疼きをこすられる歓びに、何も考えられなくなっていた。
「あは…ああん…いやん…そこだめ…ああ」
男の指に翻弄され、喘ぎ声を上げつづけるしかない清純女子大生は、熱く火照る身体を走る強烈な性感に完全に屈服していた。乳房とおまんこから送り込まれる痺れが全身を襲う。男の言うままに猥褻極まりない格好を取らされ、愛撫を受け続ける身体はまさに火のついた性の奴隷と化していた。
「結理。そろそろ処女をもらうよ」
「ああ…うれしい」すぐにでも止めを刺して欲しくて泣きそうになっていた結理は、破瓜の痛みへの恐れも忘れていた。大介はベッドの上にあぐらをかき、緊縛された結理の身体を持ち上げた。
「いくよ…」「はい」
すでに濡れ切っているおまんこへ向け、屹立の角度を合わせる。「ああ…」震える緊縛女子大生の処女膣へカチカチに硬直した剛直がぬるぬると埋め込まれていく。
「うぁぁぁぁ…」恐れていた痛みもなく、反り返った砲身が根元までぬるんと入り込んでしまう。
「痛いかい?」ぶんぶん首を振る結理。
「処女のくせになんてイヤラしいんだ…こんなに嬉しそうに全部呑み込んで」
「言わないで…」恥らうが、身体の方は大介の肉棒をきっちり締め上げている。
「エッチな結理のおしおきに、死ぬほどイカせてあげるよ」
言うやいなや、大介は激しく下から突き上げ始めた。美少女は男の腰にまたがり、肉の杭を打ち込まれたまま、浪にもまれる小船のように翻弄される。
「あんッ!…あんッ!…あんッ!…あんッ!…」
少女のように可愛らしいあえぎ声を上げながら、ゆるくウェーブした髪がはねる。
大介は緊縛された人形のような身体を抱きしめ、対面座位で本格的な責めに入る。
結理の腰を掴みながら、腰の上下動で華奢な身体を跳ね上げ、ずっぽりと肉棒を埋め込み、ねちねちと抜き差しを繰り返す。
「いやんッ…あはあっ…やん…くんっ」
清純な女子大生の紐に縊り出された双乳は汗に濡れ光りながらぷるんぷるんと弾み、大介の胸に当たる。腰と腰のぶつかるところからは粘度を増した愛液がにちゃにちゃと音を立て始めた。羞恥と快感に染め抜かれた美貌が汗にまみれ、濡れた唇が男を求める。大介が可憐な唇を吸い取る。2人は腰の動きを合わせながら口を吸いあい、緊縛セックスの快楽を貪る。
「これからも縛って犯してやる」「はい…嬉しいです」結理は跳ね上げられながらじんじんする被虐の歓びに目元を染め、ぞくりとするような濡れた瞳で大介を見つめる。抜き差しを繰り返すほどに肉棒と膣襞はなじみ、狂おしく男を締め上げる。
尖り切った乳首を吸い上げると、にわかに痙攣が激しくなる。
「すごい…なんてすごいんだ結理」「ああ…大介くん…好き」
大介の肉棒は結理の子宮口をとらえた。もう腰の動きが制御できない美少女の処女膣の襞が収縮し、急激に肉棒を絞り上げる。
「中で出すぞ、結理」「はい…ぜんぶ出してください」
ねっとりした瞳で愛する男を見つめ、痺れる腰ですべてを受け止めようとする清純女子大生。大介はたまらず処女の子宮に大量の白濁液を浴びせかける。
「ああ…イク」男の熱い飛沫を受けて、縄付きの可憐な処女女子大生は本格的な絶頂へ登りつめていく。
愛する男の精液で膣を満タンにされた緊縛女子大生は、ベッドの上で激烈な快感のあとの充足感に浸っていた。男の硬直はまだ自分の中に入り込んだままだ。
(初めてなのに、こんなにスゴイ…あたしたち、ものすごくいい相性なのかしら)
恥ずかしくも嬉しい驚きを味わっていると、男の剛棒が再び動き出した。
「え…?」精液で充満した肉壷からずるずると白濁が掻きだされ、シーツを濡らす。
しかし抜かれ切る前に、精液まみれの肉棒がまだ処女を失ったばかりの肉裂に、抵抗もなく嵌め込まれた。「うぁぁ…!」
男が欲望を放ったあとは、小さく縮んでしまうというのが結理の知識だった。だが大介の太棹は硬度を維持したまま、抜き差しを再開している。「そんな…!」
いったん絶頂した肉襞は敏感になりすぎて、スラストの刺激が強すぎて耐えられない。「あああッ!大介クン…!ダメッ…ダメよぅッ!」
「結理があんまり可愛いから、何度でもしたくなっちゃうんだよ」
「でもッ…きついの…優しくしてッ…」腰の神経が剥き出しにされ、直接刺激されているかのような衝撃だ。
「だめだ。オレのやり方に馴れてもらうぞ」「ああ…」
結理はもう拒めない。大介は緊縛された女子大生の腰の脇に手をつき、腕で腿を支えて、美しい両脚をまっすぐ上に高々と開いて掲げるポーズをとらせる。腰を引くと、タイミングよく打ち込みを始めた。
パンッ!…パンッ!…パンッ!…パンッ!…
「アッ!…アッ!…アッ!…アッ!…」
掌を叩き合わせる様な小気味いい打ち込みに、肉同士が乾いた音を響かせる。しかし挿入される清純女子大生は、肉棒で突き刺されるたびに、縄付きの身体を揺らされる。同時に紐で絞り出された、汗に濡れ光った美乳が上下に、円を描くようにふるんふるんと揺れ動き、その柔らかさを伝える。
パンッ!…パンッ!…パンッ!…パンッ!…
「アンッ!…アンッ!…アンッ!…アンッ!…」
力強い突きに、女子大生の口は開いてしまい、奥を突かれるたびにヘンな声を上げてしまう。結理は、これまで出したことのないようなワイセツな声を上げ続けているのが、自分だとは信じられなかった。聞いているだけで頭がおかしくなりそうな悩ましい声が、どうしようもなく出てしまう。自分自身の身体が醸し出す、余りの淫猥さに気付かされて清純女子大生の気持ちは追い詰められる。
(いやらしい…イヤラしすぎる…こんな淫乱な娘、大介クンに嫌われちゃう)しかし巧みな突きに結理のおまんこは2度目のセックスでどろどろに溶けはじめ、声も止めることができない。
「そろそろ出すぞ」
「アンッ!…アアッ!…アアンッ!」
腰が痺れすぎて、顔を真っ赤にした結理はもうまともに答えることができない。汗びっしょりになった縄付き女子大生は、腰を合わせることで承諾の意思を伝えようとした。ところが自分から腰を動かしたために、大介の肉棒が思わず最も敏感なスポットにぶち当たってしまった。
「うぁぁぁッ…!」
ぶしゅっと透明な液が摩擦口から噴く。もう一度亀頭がスポットを突く。
「イヤアッ!」さらに大量の液が吹き出る。
「見ちゃダメッ!…許してッ…!」突きの度に吹き出てしまう潮に、美少女女子大生が羞恥に身を凍らせる直前、強烈な絶頂が彼女を襲った。
「あ…あ…あ…!!!!!!!!!」腰の快感のあまり意識が飛んでしまう。大介は限界にきた肉棒を抜き、結理の雪白の腹の上で大量の白濁を射精した。腹から胸まで飛び散った精液が、清純女子大生の人形のような肉体を白で彩る。
はあはあと喘ぎ、何が起きたかまだ理解できていない美少女の汗でぬめり光る体に、男は精液と愛液のブレンドを塗り広げていく。
結理はこんどは部屋の円柱に後ろ手に腕を回され、胸乳は紐で絞られて立ったまま拘束されていた。無防備な口を吸い上げられ、両手では乳房を弄ばれ、揉み立てられ――濡れ切った陰裂には男の肉棒があてがわれ、前からゆるゆるととば口をこすりつづけられていた。
20分以上も挿入を許されず、可憐な女子大生の胸乳はくたくたになるほど休みなく揉み続けられ真っ赤になっていた。全身に精液を塗りたくられ、栗の花の香りを漂わせたままで快感のツボを刺激され続け、限界に達したおまんこに「入れて」と言おうとすると唇を奪われ、吸い立てられるという焦らし責めが延々と強いられていた。
泣きそうになるほどのじれったい快美感を、愛する男の肉棒責めで与えられ続け、結理の頭は完全に真っ白に飛んでいた。ようやく口を離され、しゃべれるようになった時には荒い息をつくことしかできないでいた。
「…お願い…」濡れ光る瞳で見上げる。
「…入れて欲しいのか?」
「はい…」
「ならきちんと言うんだ」膣口を肉棒でぬらぬらと擦られ続け、もはや霞がかかったような目で見つめるしかできない。
「結理の…アソコに」「そうじゃない」言われてがっくりと頭を垂れる女子大生。
「結理の…おまんこに…とどめを…さしてください」
と言って身を震わせる。快楽に溺れきったとはいえ、こんな猥褻な言葉を口にさせられるのはあまりの屈辱だった。
「よし、犯してやる」
「犯して…結理を犯して」けなげな、それでいて欲望に光る目で見つめる。
大介は立ったままの結理の腰を掴んで前に寄せると、極限まで怒張した剛直を下からずぶずぶと容赦なく埋め込んでいく。結理はべっとりと汗を噴き、快感のあまり縊り出された胸乳を震わせる。大介は洪水のように濡れそぼる女子大生の肉裂に、極太のシャフトを力強く打ち込んでいく。
「そらそら!どうだ」
「アアッ…いいッ…!」
紐にぷっくり絞り出された乳房をぷるんぷるんと弾ませながら、肉棒を打ち込まれるたびに開いた内腿に緊張が走る。
「アアン…もうどうにでもしてぇ…」
理知的な女子大生の顔はすっかり消え、淫欲にまみれた美少女は肉棒でおまんこを突かれ続けるお仕置きを半開きの唇で求める。はしたなく開いた膝はがくがくして力が抜けそうになるたび、男が尻を持ってぐいと引き上げ、さらに深い肉突きに入る。粘液と精液でぐちょぐちょになった女子大生の子宮をしゃにむに太棹で突き上げる。
「イイッ…イイッ…」
ぬるぬる過ぎる膣襞が必死になって肉棒の侵入を食い締めようとする。ピンクに染まり、汗でぬらついている縄付きの美身をたまらず抱き締め、ぐいぐいと肉棒を打ち込んでいく。泣きそうに潤み切った瞳で見つめられ、思わず唇を奪い、強烈に舌を吸い上げる。肉襞の奥は熱く収縮し、男の肉棒を極限まで締め上げる。
「結理…ユーリィっ…!」
「大介クンッ…好きッ…好きッ…」
汗と精液と体液にまみれた2人は、呼吸を合わせながら粘膜をこすりあわせる運動にひたすら没頭する。もうどちらが入れてどちらが入れられてるのかもわからない。
熱く一体化した腰が卑猥にくねり、勝手に快感を貪り出す。
「子宮にッ…結理の子宮に精液をかけてやるッ」
「かけてッ!…ぜんぶかけてッ!」
屈服の悦びに全身を震わせ、清純女子大生は縄付きのまま男の精を受け止める準備を整えた。両脚がピーンと張り、どろどろの肉壷が挟み込んだ男の腰から刺し込まれた肉茎を連続的に締め上げていく。強烈な刺激に大介は女子大生の尻を掴んだままま、向こうまで突き通すかの勢いで肉棒を膣奥までぎりぎりと突き込む。
「イクッ…!!!」
亀頭が子宮口をとらえた瞬間、男は精嚢に残された全ての精液を女子大生の内奥に叩き付けた。子宮全体を白濁でぬるぬるにされた汚濁を感じ、清純な女子大生はかつてない絶頂感と一体感に撃ち抜かれ、縄付きの肢体を立位で貫かれたまま、その場で痙攣を続けていた。
夢の中でのような濃密なセックスを繰り広げた大介と結理は、事を終えてシャワーを浴びていた。濡れた髪を拭きながら、上気したままの顔で結理は
「もう大丈夫だから…車で送って」と言った。
「え…?まだ休んでて…」と言いかける大介の唇に触れ、
「ちょっと、急ぎたいから。病院まで」
「え?まさか…」顔色を変える大介。
「そうじゃなくて…事後ピル、もらうの」頬を赤らめる結理。
「あ…」
「大介クン、あたしの中であんなにイッパイ出しちゃうから…」
タオル一枚で恥らう結理の姿にまた勃起してきてしまう。「ご、ごめん。俺てっきり…」「いいの。あたしがそうして欲しかったから。でも早いほうがいいから…」
結理は大介が買ったありあわせの服を身につけ、(着る時は「こんなに太ってないよ」とふくれてみせたりしたが)、2人の乗った車は病院の前についた。
「本当に大丈夫…?」
「うん。今日は…本当にありがと」さっとシャンプーの香りがしたかと思うと、大介の唇に柔らかな感触が押し当てられた。目元を少し赤らめ、美少女女子大生は子猫のような身のこなしで助手席から降り、病院の階段を駆け上がる。最後にちらと振り向き、可愛い笑みを見せて入っていった。