<>667名前:666投稿日:04/08/1302:00ID:WtLLoQED<>
こないだのお盆休みに、大学時代の友人たちと集まって飲んだ。
学生時代のノリで、友人Bのアパートになだれ込み二次会。
この時のメンバーは部屋主Bと俺F、女はS子、M子、L子。計五人。
ちなみにM子はBの彼女。Bには勿体無いかわいい子だ。

Bの部屋で酒盛り、久々だったし話は尽きなかったよ。
どういう流れだったか、怖い話大会になった。夏だし、お盆だしね。
霊感があると自称するL子はノリノリだった。
ただL子の話は、人形が空飛んでただの、カラスが笑っただの、
壁から男が出てきて犯されそうになっただの、何とも眉唾もんだったが、
大の怖がりのM子はこんな話でも嫌らしく、ずっと耳を塞いでいた。
ここで意外な力を発揮したのがS子で、
普段は天然入ったちょっと意味不明な子だが、
どこで仕入れてきたのか正統派の怖い話で、皆を震え上がらせた。

668名前:666投稿日:04/08/1302:01ID:???
一方、Bは平気そうな顔をし、時にはちゃちゃを入れたりしてたけど、
実はめちゃくちゃ怖がっているのが俺にはよーく分かった。
しかもBの話す怖い話はどこかピントがずれていて、
怖いんだか何だか分からない。空気読めない奴ではあるが。
俺とS子はちらっと目を合わせ苦笑い。
それでもM子は何が何でも聞きたくないようで耳を伏せている。
ただL子だけはBの話に同調し、
「うんうん、そうねそうね。分かるわ。ポルターガイストよ。」
と、宣はっておられた。

ちなみに俺は幽霊なんて本気で信じてないな。
エンターテイメントとしてのオカルトを楽しむタイプ。
で、そんな俺が怖い話する番になったんだけど、
俺の話はアレですわ、最後のオチで、「わっ!」と驚かすやつ。

670名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:03ID:???
序盤は静かに淡々と話し、中盤で話を盛り上げ皆の気を引き付けておいて、
最後オチは突然大声で・・・「わっ!!!!」と叫んだ。

S子とM子はビクっとしただけだったが、
Bには面白いほど効果的だった。
「うわあああっ」と見苦しく叫び、ドテっと腰を抜かし、ひっくり返った。
あまりにBの驚きっぷりが滑稽で、俺は思わず大爆笑。
しばらく笑いが止まらなかった。S子、M子も引き込まれて笑った。
やっぱりM子には笑った顔がよく似合うな。
L子だけは、「うんうん、オチ読めてたわ。定番ね。はん!」
と目を泳がせながら言っていた。

さすがにこの後、Bは終始ムスっとしていた。
ちょっと笑いすぎた。悪いことしたな。

672名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:05ID:???
話題が心霊スポットに及んだとき、Bが急に、
「この近くにあるから行こう。」と提案してきた。
自称霊媒師のL子だけは大賛成。S子は「皆が行くなら」と。
俺とM子は反対。そんな俺をBは挑発する。
「F、ビビッたか?たじろいたか?行かないとは言わせないぞ。」
さっき笑われた汚名返上がしたいってところだろうか。
Bを笑い者にした手前、面倒くさいが俺は行かざるを得ないだろう。
そしてBは自分の彼女のM子に対して、
「何だ、M子、行かないのなら、一人でここに残れ。」
と冷たく言い放つ。
M子は一人で残るのも怖いので、泣く泣く「ついて行く」と言った。
俺はそんなM子が心配だ。せめて俺がフォローしてあげよう。

673名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:09ID:???
近所と言っても歩いて20分くらいはあった。
怪しげな雑木林に一本道。その道の先にあばら家がある。
雑誌の心霊特集とかでよく載るような所で、俺でも知っている。
そこで昔、不倫の末、男女が心中したが、女は死に男は生き残ったらしい。
と、Bが薀蓄語っておりました。言ってるBが一番ビビってそう。無理すんな。
まあ、そんなのあくまで噂。ありがちだわな。

先頭に懐中電灯を持ったB、次にL子とS子、最後尾は俺とM子、
自然にそんな隊列になった。M子は俺の腕にしっかりつかまっている。
先頭のBは妙に多弁だ。怖いのを喋って誤魔化してやがる。
突然、L子が唸るように言った。
「あそこに惨殺された男の子の霊が見えるわ。うんうん。血まみれよ!」
男の子って・・・さっきBから聞いたエピソードと違うんだけど・・・。

<>674名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:11ID:WtLLoQED<>
しばらく行くと急にM子の様子がおかしくなる。
ガタガタと異常に震えだし、目も白めがちだ。
S子もそれに気付き戻ってきた。BとL子は先へ先へ進む。
俺はS子と二人でM子を抱きかかえ、
「おい、B!M子が大変だ。もう引き返そうぜ!」
とBを呼んだ。
するとBは戻ってきて、俺に対し、、
「何だ!やっぱり怖いのか!お前、怖がりだな〜。」
と不自然な高笑い。さっきの仕返しのつもりかよ。
しかしこいつは彼女であるM子に全く目もくれない。
L子は除霊と称して、M子に怪しげなオマジナイをしていた。
大丈夫か、おい?

結局はBのアパートへ引き返す事にした。
その帰り道、M子はもうケロっとしていた。
「よく覚えてないけど、寒気がした。もう全然平気。」との事。
極度の怖がりだから、緊張がピークに達したんだろう。
でもまあ、大事なくてよかった。

676名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:20ID:???
Bは不機嫌そうにずかずかと先へ先へと歩いていく。
何て奴だ。ちょっとは彼女の身を案じろよ。
L子はそんなBに寄り添い、いろいろと話し掛けているようだ。
俺とS子とM子はBたちからちょっと離れて後ろを歩いた。

ふいにM子がボソっと呟いた。
「Bのやつ、ジコチューなんだから。だいっきらい。」
そして「バーカ」と声を出さずに、Bの背中へ投げかけた。

「Fクンのが優しいよ。Fクンと付き合いたかったな。」
そのM子の台詞に俺はドキっとした。

678名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:22ID:???
昔、M子と初めて会った時、俺は一目見た瞬間、息をのんだ。
可愛かったし、あまりに自分のタイプにどんぴしゃだったからだ。
その後、M子と話をするようになって、またまたビックリ。
趣味の共通点も多く、笑いのツボも同じで話が合うのだ。
自然、M子には心ひかれた。しかし当時、俺には彼女がいた。
そうこうするうちM子はBと付き合い出した。
そして今、俺は彼女と別れ一人身だが、M子はまだBの彼女。
上手くいかないものだ。

横で聞いていたS子はあっさり、「付き合えば?」と言ってくれたが、
そうも簡単なものではない。あんなのでもBは親友だ。

679名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:24ID:???
さてアパートに戻り、また皆で酒飲んで駄弁る。
何だかんだで大学時代仲良かった者同士、またすぐに打ち解け盛り上がる。
M子も調子取り戻し、ころころと笑っている。よかった。
そして結局このまま皆でBの部屋に泊まっていく事になった。
酒のノリで、ジャンケンで寝る場所を決め、
L子とS子がベッドで、Bは押し入れ、M子は床、
俺だけ部屋から追い出され、台所で寝る事になった。
俺だけクーラーの部屋から締め出しかよ。Bの陰謀だ。
ま、それでも床が冷たくて気持ちよく寝れるさ・・・。
そして皆いつしか静かに眠りについた。

何時頃だろうか、ガタっと言う音に目が覚め、目をやると、
誰かが横切っていくのが見えた。
「何だトイレか」と、さほど気にすることもなく、また寝入った。

681名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:25ID:???
寝ていると今度は何か体に感じる。誰かに触られているようだ。
その感触で俺は再び目を覚ました。
寝ぼけ眼で見てみると、俺の横に誰か座っている。
それはM子だった。月明かりに照らされている。
そんなところに人がいることに一瞬ビックリした。
もう一つ驚いた事に、俺の股間をM子は優しげに見つめ、
そして愛しげに撫でているではないか。
俺は小声で、「おい。」と呼びかけた。

声に気付いたM子はこっちを見て、そしてニコっと微笑んだ。
そして寝ている俺の顔に、M子の顔が覆い被さってきた。
唇と唇が触れる。M子とキスしてしまった。
最初は軽く、そして徐々にディープへと。
突然で驚きこそあったが、こうなる事に全く抵抗はなかった。
舌と舌が絡み合う。俺は下からM子を抱きしめた。

682名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:27ID:???
気付くとM子は手馴れた手つきで俺のジーンズのベルトを外している。
そしてチャックを下ろす。唇を離したM子の顔は俺の股間へと移動し、
そしてトランクスの上から俺のアソコを軽く口に含んだ。
しばらく勃起したペニスの形を口でなぞるように軽く咥えた後、
今度はトランクスをジーンズごとおろそうとしてくる。
俺は嬉しいながらも、いつものM子と違う大胆さに少々戸惑い、
「おい。急にどうした?」とジーンズを押さえながら言った。

するとM子は顔をあげ、人差し指を唇にあてる。
そうか、隣で皆が寝ている。静かにしなきゃ。
そして起き上がろうとする俺をすっと手で制した。
訴えるような視線だ。そのまま寝ててってことなのか。
M子にはM子の決意があるのだろう。俺は逆らわないようにした。

683名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:28ID:???
M子は俺のジーンズとトランクスを一緒におろした。
俺も腰を浮かせて協力した。
ビンっと激しく勃起したペニスが顔を出す。
そしてM子はそれを優しく包み込むように咥える。
亀頭を口に含み、舌でチロチロと先を刺激してきた。
その際、添えていた手でペニスをしごきながら。
そしてペニスのサイドや裏筋にナメクジのように唇を這わす。
俺はあまりの気持ちよさに、思わす声が出そうになった。

ペニスを深く咥えたM子は時に緩やかに、時に激しく、顔を上下させた。
ちゅぽちゅぽとやらしい音が静寂の中に響く。
隣の部屋の誰かが起きてこないか俺はヒヤヒヤしたが、
またそのシチュエーションが興奮に繋がったのも事実だ。
俺はM子のショートカットの髪を撫でた。

684名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:30ID:???
それにしてもM子のフェラは絶妙で丁寧だ。
これだけで逝ってしまいそう。フェラでこんなのは初めの経験だ。
M子は俺のを咥えながら、スカートの中に手を突っ込み、
自分でアソコをいじっているようだ。
普段の明るいM子とは違う淫靡な雰囲気を漂わせている。
これは俺の知らないM子だ。彼氏しか知らないM子の姿だ。
M子の夜の顔を知ってしまった喜びと同時に、Bに嫉妬した。

ややもするとM子は咥えるのをやめて、立ち上がり、
スカートをおろし、そのまま自らパンティを脱いだ。
俺はずっと仰向けに寝たままそんなM子を見上げていた。
デルタゾーンには余り面積の広くない逆三角形の陰毛がはっきり見える。
M子のアソコをまさかこんな形で見上げる事になろうとは。

685名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:33ID:???
そしてM子は俺の上に乗ってくる。
俺のペニスを握り、自分の膣にあてがい、
そして愛液を馴染ませるようにぐりぐりと押し付け、
そして、ずぶぶ、とゆっくり挿入した。ゴムなどない。生のM子だ。
M子の中は生温かく、ぬるぬると何かがうごめいているようだ。

M子はきゅっとペニスを締め付けると同時に腰を動かし始めた。
陰毛と陰毛を擦り合わせるように、前後にゆっくりと。

彼女は下半身は裸だか、上はノースリーブのシャツのまま。
その格好でもある意味エロいんだが、やはり上も脱がしたい。
俺は彼女の乳を服の上から揉み、そしてシャツのボタンを一つ一つ外す。
俺がボタンをすべて外すと、M子は腰を動かしながらシャツを脱ぎ捨てた。

687名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:40ID:???
肩紐のない白いブラジャー。いやらしい格好のM子が俺の上にいる。
俺は下から乳をもみながら、そのブラを上へとずらした。
決して大きくはないが形が良く、張りのある乳房。そして小さい乳首。
俺はM子の乳首をこりこりと指で弄ったり、
下から円を描くように乳房を揉み解した。じっとりと汗ばんでいる。
M子は声を押し殺し、吐息だけで喘いでいた。
お互い大きな音をたててはいけないスリル感がたまらなかった。

その間も俺の上で腰を動かすM子、月明かりが妖艶さを増す。
眉間にしわを寄せちょっと悲しげな表情をしていた。
こういう形でしか結ばれることが出来なくて哀しくもあるが、
やっと結ばれた嬉しさの方が大きい。
いろいろ気の合うM子と俺だから、セックスの相性だって。

688名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:45ID:???
俺はここまでされるがままだったのだが、我慢できなくなり、
腰を浮かせ、下から彼女を突き上げた。
M子は上から俺にもたれかかるような体勢になる。
オッパイが俺の胸に押し付けられる。鼓動が伝わってくるようだ。
そして彼女は俺の肩の手をやり、声を出すのを必死で耐え、
「・・・・ぅふ・・・・ん・・ん・・・ふ・・・」
と吐息とも喘ぎ声ともとれないのを口から漏らしている。
俺もフィニッシュが近くなり、
「M子・・・うう・・M子・・・」
と彼女の名前を小声で囁いた。
その瞬間、彼女の両手が俺の首を締めてきた。
これは、M子のイク時の仕草なのだろうか。

689名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:51ID:???
いや・・・。かなり力が入っている。苦しい・・・。
「・・・かはぁ・・・・M子・・・何を・・・。」
俺は突き上げていた腰の動きが止まってしまう。
M子は俺の首を締めたまま、ゆっくりと腰をまた動かし始めた。
俺は手を振り払おうにも、何故か体が言う事を聞かない。
金縛り・・・?
首を締め続けられ、息が出来ず、段々と意識が遠のく。
頭の中が真っ白になる。苦しさと、それでいて妙な気持ちよさがあった。

恍惚の中、M子の顔を見上げると、歪んで見える。
いや、そこにいたのは明らかに全くの別人の顔だった。
長い髪を振り乱した女が、恐ろしい目で俺を見下ろしている。
激しく腰を動かしながら、口元がにた〜と笑っている。誰?
そして俺は突然、快感が花開くのを感じた・・・。
後の記憶はない。

690名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1302:58ID:???
目が覚めたときにはもう朝だった。
あれ・・・夢?
Bのニヤついた顔が目に入った。
「やっと起きたか。お前、なんちゅー格好して寝てるんだ。」
俺は下半身すっぽんぽんだった。
ジーンズはその辺に脱ぎ散らかしてある。
L子が怪訝そうな顔でチラチラとこっちを見ていた。
S子は俺に背を向け、全くこっちを見ようとしない。
M子が呆れ顔でクスクス笑いながら、
「L子ちゃん大丈夫?夜中に変な事されなかった?」
と冗談っぽく言った。
「いやああ。F!あんた、まさか、私をぉお!いやあああああ!」
L子が叫んだ。おいおい、俺はトドには興味ねえよ・・・。

692名前:666◆DeKsAs4eOp投稿日:04/08/1303:00ID:???
それにしてもM子・・・。
俺はM子に目で合図を送ってみたが、M子はいつも通りだ。
その態度を見ると、何かを隠しているようには見えない。
覚えてないなんて事もありえないだろう。やっぱ夢か。

何故か俺のトランクスはジーンズと一緒のところになく、
トイレの窓に引っかかってあった。どうしてそんなところに?
結局、俺は寝ぼけて便所でオナニーしてそのまま寝たとされた。
そんな馬鹿な事あるのだろうか。
M子の騎乗位の夢を見ながら、寝ぼけてオナニーしてたんだろうか?
最後に見た女は?あれは夢かうつつか・・・。
その後も誰も何も変わりなく日々は過ぎた。

そんなM子がついこの前、妊娠発覚したという。
Bは責任取って結婚するんだとさ。